2009年6月24日 (水)

VHS『水中で見るカワハギ釣り』レビュー

梅雨入りの声を聞くようになると、釣り師にとっては辛い季節となる。
せっかくの釣行日が雨なんてこともしょっちゅう起こりうるだろう。

雨が降ったらレインウェアを着て釣りに行くのももちろん良いが、家でカワハギ釣りの研究をするのもまたしかり。
釣りに行かない時に落ち着いてカワハギ釣りと対峙してみるのは勉強になるものだ。

そんな時にオススメな映像メディアのご紹介第三段として、今日は文藝春秋社から発売されている『水中で見るカワハギ釣り』のレビューをしてみたい(ちなみに第一段第二段はそれぞれリンクをご参照)。

◆他では見れない内容あり!

このビデオ、私が持っているメディアの中でも特にオススメの部類に入る一品。
恐らく絶版になっているであろう比較的古いものなのだが、今でも廃れることのない、ハギ師にとっては非常に勉強になる内容が随所で光るビデオだ。

特に面白いと感じたのはカワハギ釣りの歴史の部分。
現代のカワハギ釣り発祥の地といわれる久比里は山下丸の船長さんが、どのようにしてカワハギ釣りが今のスタイルに至ったかを語ってくれるシーンがあるのだが、こういった切り口での見せ方は他のメディアではあまり例が無く大変興味深い。

餌や仕掛けの変遷を見ていると、過去にハギ師達がいかに苦労して試行錯誤し、現在のカワハギ釣りを確立してきたのかがよく分かる。
自らのカワハギ釣りを基本から見直すヒントが多いに隠されているように感じられた。

◆基本の内容も充実

このビデオ、マニア向けな内容ばかりではなく、カワハギ釣り初心者〜中級者にも有意義な内容構成となっていることを付け加えておきたい。
参考までにメニューをご紹介。

  • カワハギ釣りに最適な竿とリールの選び方
  • シンプルかつ効果的な仕掛けの作り方
  • エサになるアサリの剥き方
  • カワハギ釣りの歴史
  • 水中で見るカワハギの生態 など

上記の中でも特に仕掛け作りの部分は、ステップアップしたいハギ師には勉強になる部分が多いのではなかろうか。
最近は出来合いの仕掛けの品質が非常に良いため、自分で仕掛けを作らない方もいるだろうが、自作の仕掛け作りにトライする際には非常に役に立つだろう。

◆水中映像も必見

至れり尽くせりなことに、このビデオにはダイバーが水中に潜って撮ったカワハギの捕食シーンもある。

個人的に特に興味深かったのは中オモリに対するカワハギの反応。
派手な中オモリはカワハギに効果的に作用するものなのか?その答えを是非ともご自分の目で確かめてみていただきたい。

◆まとめ

さて。このビデオ、総じて捨てる尺が無い。
Amazonなどで探せばまだまだ見つかるため、見かけた際には是非とも手に入れて見てみてほしい。
久々に見つけたオススメの一品と感じている。

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2009年6月10日 (水)

DVD『つり名人シリーズ vol.2 カワハギ名人』レビュー

関東のカワハギ釣りは一部の地域を除いてシーズンオフだが、そんな時期でもDVDでイメージトレーニングはかかすなかれ。

そこで、以前行ったカワハギ地獄のレビューに続き、第二段として今回はDVD『つり名人シリーズ vol.2 カワハギ名人』のレビューをしてみたい。

◆どんな内容?

まず全体的な感想を先に言ってしまうと、カワハギ釣り入門者~初級者向けの内容という印象で、はじめてカワハギ釣りにトライする人がオーソドックスな一連の流れを覚えるのにぴったりという印象を得た。

ダイワ精工一色&中級~上級者向けの内容の『カワハギ地獄』に比較するとこのDVDは見やすく、初心者への導入にちょうど良い。ちょっとカワハギ釣りをかじってみたいという方にも気負わず薦めることができるように感じる。

ちなみに、収録内容のタイトルは以下のようになっている。

  • カワハギとは
  • アサリの殻剥き
  • 周りのセッティング
  • 釣り具の説明(竿/リール/ライン/仕掛け)
  • エサの付け方
  • 誘い釣り
  • たるませ釣り
  • たたき釣り
  • はわせ釣り

◆出演者について

メインの出演者は、カワハギ釣りに非常に力を入れる釣具店の一つ『フィッシングショップ照楽園』の店主 小澤忠弘さん。ここに途中からカワハギ釣り初級者の方が実釣に参加する。

前半、まずは照楽園の小澤さんより一通りカワハギ釣りに関する説明が行われ、ベーシックなカワハギ釣りのイロハが紹介されたあと、初心者の方が加わり魚の状況に合わせた釣り方の対応を教わる形だ。

◆見所は?

撮影はおそらく初夏に行われたもの。水温が高い時期なのでカワハギの活性は高く、動き回る魚を狙う釣りである。
群れが固まる盛期(秋口~初冬)の釣りとは別の釣り方を強いられるので、そこをいかに攻略していくか。名手 小澤さんの腕前が拝見できるわけだ。

残念ながら、私が習得したいと切望している宙の釣りの要素は無いように見えたが、それでも動き回る魚を仕留めていく小澤さんの技は参考になる。見所はここだろう。

◆まとめ

カワハギ釣りの道具立てからベーシックな釣り方まで一通りがきれいに網羅された内容は、はじめてカワハギ釣りをする人を釣りに連れて行く前に「これ、見ておいて」と薦めるのにちょうど良いように感じた。
出演者がメーカーの方ではないため、一つのメーカーに固執しない中立的な立場から解説が行われる点も良いと思う。

ただカワハギ釣りをやりこんでいる方にとっては若干物足りない内容かも。
応用編が出ることを期待したい。

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2009年6月 4日 (木)

シロギスの干物の作り方【レシピ】

シロギスを釣りに行くと大量に数釣れることがままある。
盛期に釣りに行った際には『食べきれない!』なんてうれしい状態になる程釣れることも。

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うれしい悲鳴

◆大量に釣れたシロギスは干物に

さて、この釣れ過ぎたシロギスをどうするか。
ご近所に配るも良し、開いて冷凍するも良し、人によってその消費法は様々だろうが、せっかくの新鮮なシロギスなのでできるだけ早いうちに食べてしまいたいものだ。

そこで今日は、新鮮な魚のおいしさそのまま生かし、しかもある程度日持ちさせることができる『シロギスの干物』の作り方をご紹介したい。

◆作り方は簡単。塩水に浸けて干すだけ!

干物作りは実は簡単。シロギスの場合ももちろん然り。
作り方は以下だ。

1. シロギスを背開きにし、腹骨をすいてきれいに洗う。
 

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汚れはきれいに取ろう

2. 海水よりも若干塩辛い塩水(濃度にするとだいたい6%くらい)を作り、20分程浸ける。浸けすぎると塩辛くなるので注意。

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浸け過ぎには注意。新鮮だし、淡白な身なので塩味は薄めが良い

3. 香りづけと余分な塩を落とす意味合いで、ボールに入れた日本酒の中でサッと洗う。

4. 干し網(釣具店で数百円程度で売っている)に身が重ならないように入れて、半日程陰干しする。

5.
指で押してみた時に指紋の形が少し残るくらいの乾燥具合まで干す。干し具合はお好みだが、あまり乾かさない方が個人的にはおいしくいただけるような気がしている。

6. 食べる際に軽くあぶってスダチを絞っていただく。

以上である。
キュッと冷えた冷酒が良く合う一品ができ上がるはず。

なお、余ったら冷蔵庫に保存。これで数日は保存可能だ。

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2009年6月 3日 (水)

【調理術】アナゴの臭みやヌメリを簡単に取る方法

このブログでも何度も書いてきたが、東京湾のアナゴは高級品。釣れたらおいしく調理して食べたい。
そこで今日は一手間かけてアナゴをよりおいしくいただく方法を紹介したい。

◆アナゴのヌメリ

アナゴには独特な臭みがある。
そのまま調理すると若干気になるこの臭みだが、実は臭いの元はアナゴの体表のヌメリが主な原因。
そこで調理前にヌメリを取ってやるとよいのだが、さすがに体を守るためにあるヌメリだけあってこれがなかなか取りにくい。

ヌメリを取る方法にはいくつかあり、海水で洗う方法や塩で揉む方法、また熱湯をかける方法などが有名。
この中で私がオススメしたいのは最後の『熱湯をかける方法』。
最も手軽で一番ヌメリを落とすことができると感じている。

◆熱湯でヌメリを取るとは?

アナゴの体表を覆うヌメリだが、その正体はたんぱく質。
つまり性質上、熱湯をかけることにより変性して凝固する。
というわけで私は次のようにヌメリを落としている。

  1. 船長さんにさばいてもらったアナゴは持ち帰る前に海水で軽く洗い、血や汚れを落としておく
  2. 家に持ち帰ったらまな板に背(皮がある方)を上にして敷き、まな板を流しに斜めに立て掛けて、熱湯をサッと回し掛ける
  3. これでヌメリが白い固まり状になって浮いてくるので、包丁の背を使ってこそげ取る
  4. 身を軽く水洗いし、浮いたヌメリをきれいに流す

以上だ。
後は白焼きにするなり天ぷらにするなり、煮アナゴにするなり好きなように調理すればOK。
このヌメリ落としの作業をするだけで臭みの程が全く違う。より上品で上質なアナゴが食べれるようになるのだ。
また、例えば天ぷらにした時などには衣の付きが全く異なってくる。ヌメリを取らずに調理すると、揚げた後に衣が剥がれやすくなるのだが、それが起きずにきれいに揚げることができる。

一手間掛けるたけで大きな得があるアナゴ調理術。
是非試してみてほしい。

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2009年6月 1日 (月)

浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿について

先日購入した吉野屋オリジナルアナゴ竿。
今日はこの竿について少し紹介してみたい。

◆全体的な仕様について

まずは全体的な仕様をざっと紹介

全長:150cm
継数:一本(仕舞い寸法150cm)
ガイド:オールSICステンレスガイド(富士工業製ではない?)
素材:おそらくグラス
価格:4500円
オモリ負荷:20〜25号くらい
メーカー:サクラ高級釣竿株式会社

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全体像。深緑のカラーリングが渋くて素敵

では、一通り仕様をあげてみたところで細かく言及してみたい。

◆全長は長め。長さを生かした釣法とは?

この竿を紹介するにあたり、まず一つ目にあげたい大きな特徴は、その長めな全長だろう。
150cmという長さはアナゴ竿にしては比較的長い部類に入るが、通常の小突き釣りはもちろん、長さを生かして最近雑誌『隔週刊つり情報』2009年6月1日号でも取り上げられていたチョイ投げ釣法にも活用できそうな印象だ。

特にこのチョイ投げ釣法は浦安吉野屋のアナゴ名人である鈴木さんが得意とする釣り方。浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿を製造するサクラ高級釣竿からは鈴木さんプロデュースのチョイ投げ釣法対応アナゴ竿『激アナゴ竿』が発売されているが、おそらく浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿にもそのエッセンスが注入されているものと期待される。

また、長めな全長は置き竿にした際にも威力を発揮してくれる。
大型船でも十分に竿先が船縁から出るため、油断して竿がドボン!なんてことの無い安心感ある置き竿の釣りを約束してくれるのだ。

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吉野屋の大型船に置いてもこんな具合。穂先が十分船縁から外に出る全長だ

◆穂先がしなやか!

長さに続いて特筆すべきはその穂先だろう。
吉野屋オリジナルアナゴ竿の穂先は作りが上等であり、実にしなやかでフレキシブルに動いてくれる。

アナゴは意外と餌取りが上手な魚であるとよく言われ、事実私も小さなアタリでいつの間にかうまいこと餌だけ取られる経験を何度もしている。

事実、アナゴをさばく船長さんが「お腹の中がイソメでいっぱいだよー」なんて言っている声もよく耳にするものだ。

そんなアナゴ釣りにおいては穂先がしなやかなことは非常に重要だ。
よく動く穂先で違和感無く餌を吸い込ませてやると共に、小さなアタリを感じとってやることができるからである。

吉野屋オリジナルアナゴ竿の穂先。価格以上の仕事をしてくれると感じさせる品だ。

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スレッド巻きで補強された穂先

◆ダイレクトな操作感。強い穂持ち

柔らかい穂先と相まって兼ね備えているのが強靭な穂持ち〜元部。25号のオモリもしっかりと背負ってくれる頼もしい印象だ。
チョイ投げにおいても不安なくキャストができると思っている。

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パワフルな元部。吉野屋の銘入りだ

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滑り止め効果も抜群なグリップ部。リールのホールド感も上々

◆デメリットは?

良いことばかり書いてきたが、実は少々気になる点もある。

全長が長いゆえ、通常の小突きの釣りをした際に若干ダルな印象を受けるのだ。
これはおそらく、私自身がこれまで使ってきた通常の短いアナゴ竿に慣れているからだろうが、同じく短めのアナゴ竿に慣れてきた人は始め同じような印象を受ける人も多いのではなかろうかと思う。

また、継ぎ数が一本のため、電車釣行派には携帯性がいくぶん悪いこともデメリットといえばデメリットかもしれない。
ただしこれは逆に言うと強度や感度の面ではアドバンテージだ。

◆総括

上記のデメリットを差し引いても、この竿を買うメリットは大きいというのが私の結論。

長めの全長はストロークを生かしてシロギス釣りにもいいし(リレー船ならこれ一本で1日いけてしまう!)、何より作りの割りに価格が安いのが良い。

買って間違いのない一本だ。

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2009年5月26日 (火)

浦安吉野屋さんからシロギス・アナゴのリレー船に出船

先日、東京湾のシロギス・アナゴのリレー船について紹介してみたが書いていたら実際に乗りたくなってきた。
というわけで5月7日(土)に知人のKさんと一緒に浦安吉野屋さんから出船してきたのでレポートしたい。

◆浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿購入!

浦安吉野屋さんのリレー船は13時出船。
どんな釣り物でもそうなのだが、余裕をもってだいたい出船の一時間以上前には宿に着いていたい。当日も12時にkさんと宿で待ち合わせとした。

早速乗船代を支払おうと受け付けに行くと気になるものが目に止まる。
以前より店主に製作中と聞いていた吉野屋オリジナルアナゴ竿がついに完成し、販売が開始されていたのだ。

試しに手に取り振ってみるとこれがなかなかいい具合。
穂先は食い込み重視で柔らかく、かつ胴には張りがあってキャストがしやすそう。
全長はアナゴ竿としては比較的長めで150cmほどあるのだが、シロギスにも流用できそうな印象だ。

店主の吉野眞太郎さんいわく、

以前販売していたオリジナルアナゴ竿に比較して長めに作り、大型船に乗った際にも扱いやすく改良した。また、小突きをしやすくするべく胴の張りを強めた

とのこと。さらに、

アナゴはもちろん、シロギスにもいいし、カワハギにだって使えそうです

との話だった。

ちょうどアナゴ竿をもう一本新調したかったのと、汎用性の高さに引かれ購入決定。
4500円と比較的低価格なのもうれしい限りだ。

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大型船でもこの通り。船縁から十分竿先が外に出る

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『吉野屋』の銘入り

この竿についてはまた後日詳しくレビューしたい。

◆シロギス好調!

さて。乗船券に必要事項を記入したら早速桟橋へ。見ると船には既に人がいっぱい。さすがに人気のリレー船だけある。
ただ安心してよい。人数が多ければ状況に応じて船を増発し二隻出しとしてくれるからだ。
やはりこの日も船は二隻出しとなりゆったりと釣りができることとなった。しかも運良く二隻目の右舷ミヨシに釣り座を構えられることに。

定刻の13時になり河岸払い。ポカポカ陽気の中、一路中ノ瀬周辺を目指す。

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気持ちの良い陽気

ポイントへは一時間程で到着。まずはシロギス釣りからスタートだ。

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陸地に見える工業地帯。これが見えたらポイントはすぐそこ

今回ミヨシに入れたこともあり、竿を二本出しにしてみた。
一本は置き竿にし、もう一本はキャストして様子をみる作戦だ。ちなみに使用したタックルは以下。

★置き竿用タックル

ロッド:TICA WAVELET フグ 165
リール:アルファス 103L
道糸:SMOOTH江戸前 1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
オモリ:六角オモリ20号
仕掛け:misaki 胴突キスCG二本針 針7号

★キャスト用タックル

ロッド:浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿
リール:エンブレムX1500C
道糸:PEライン 1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
オモリ:六角オモリ20号
針:Marufuji 伝承船キス二本針 針6号(ハリス0.8号)

置き竿の方は二本針の胴突き仕掛けを利用。棚を広く探ってみる。

一方キャスト用のロッドには購入したてのアナゴ竿を用い、こちらはオーソドックスなシロギス仕掛けで広範囲を探る手に出た。

この日シロギスの活性は高く、釣り始めるとすぐにアタリが出る。
しかも釣れるキスはどれも比較的型が良く、20cm~24cm程の肉厚な魚が粒ぞろいで釣れてきた。

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ぷりっぷりの粒ぞろいのシロギス

ただし単純に待っていただけではいまいち数が伸びず、若干誘ってやるとより良い反応を示す。誘い方は以下のように行うと良かった。

☆誘い方

  1. 軽くアンダーハンドでキャスト
  2. 『トントン』とオモリを数回にわたって小突きながら手前に引き寄せてくる(その際少し待ちを入れてアタリを聞く。これであたらなければ、)
  3. スーっと50cmくらい大きめにオモリを持ち上げ、ゆっくり落とし込む(それでもアタリが無かったら上記の一連の誘いを繰り返す)

こんな具合だ。

吉野屋オリジナルアナゴ竿は全体的にシロギスに使うには少し硬め。ただその硬さゆえにイメージ通りに仕掛けをコントロールできる印象だった。
難点は掛かった後パワーがありすぎて引きが楽しめないところか。だがこれは仕方がない。元々がアナゴ竿なのだから。

◆少し待ってダブルヒットを狙う

アナゴ竿の軽快な操作性も相まって順調に数を伸ばしていたのだが、調子が良いだけに二本針に一尾ずつ掛けるのはもったいない。
そこで一尾掛かっても待ちを入れ、追い食いさせる作戦に出た。その際の誘い方は以下の通りだ。

☆誘い方(追い食い誘発用)

  1. まずは一尾掛ける
  2. 仕掛けに微妙にテンションを掛けて釣れたキスを暴れさせ、その動きでもう一つの針の餌を踊らせる
  3. アタリを聞く間をはさみつつ少しずつ仕掛けを手前に引いてくる(アタリを聞く時は仕掛けを張り過ぎず弛めずの状態で。カワハギ釣りのゼロテンションよりも若干テンションをかけるイメージ)
  4. あたったら大きめにアワセを入れる

こんな感じだ。

この追い食いの作戦が功を奏しダブル連発!

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ダブルの引きは強烈だ

バケツにどんどんキスが貯まっていく。

◆置き竿仕掛けは?

一方、置き竿仕掛けの方はというとポツポツ程度で調子が悪い。
誘いの仕掛けの操作に集中するために、むしろこちらの竿は出さない方が良かったかもしれないぐらいだった。

唯一ポイントかと感じたのは置き竿にしておく際に仕掛けを張りすぎないこと。
目安としては待っている際、船の揺れでオモリが最大限に持ち上がる際に若干竿先が曲がるか否かぐらいの張りにして待つことだ。要は終始弛ませ気味で置いておくのである。

これで誘わない置き竿でも何とか掛けることができた。

前回のアナゴ釣行の時にも感じたことなのだが、二本竿を両手で自在に操り誘いを入れることができたのなら非常大きなアドバンテージだろう。ただし相当な練習が必要と思われる。

達人と呼ばれる人達はいったいどれだけの経験を積み重ねているのだろうか。
私もいつかはその域に到達したいものだ。

◆多彩な外道

実は今回、シロギスを狙っている間に多彩な外道が釣れてきた。

どれも食べて美味しい外道達だったので、『リレー船ではこんな魚も混じる』という参考までに紹介したい。

★イシモチ

置き竿にヒット。今回は単発で終わってしまったが、群れでいるので続けて専門に狙えば連続ヒットもありうるかも。
二本針のうち、上の針に食ってきた。シロギスよりもやや上の棚にいるのか。

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イシモチは痛みやすい。刺身は釣り人しか味わえない一品

★マコガレイ

東京湾で釣れるマコガレイは高級品。煮付けに、唐揚げにと様々な調理法でおいしく食べられる。
バタバタと下に潜るような引き込みが快感だ。

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ちょっと小さかったが、今回は失礼して持ち帰えらせていただくことに

◆シロギス釣り終了→アナゴポイントへ!

結局、本命シロギスはそのまま最後まで順調に釣れ続け、17時に終了時刻を迎えて納竿。

釣果の方は、途中で釣り過ぎたと感じてゆったりペースで釣ったこともあり、最終的に30尾で終了となった。これでもお土産には十分過ぎる量だ。

大してシロギス釣りに長けているわけではない私でも、3時間足らずでこの釣果を手にできたのだからまずは満足といえよう。

同行した先輩も一本竿で20尾以上釣り、二人して意気揚々と次なるアナゴ釣りに望むこととなった。

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日も暮れてきたら、いよいよお待ちかねのアナゴ釣りだ

◆お待ちかねの夜アナゴ!

さて、一旦シロギス釣りの道具をしまい、今度はアナゴのタックルを用意。
船は若干走り、アナゴスポットへと向かう。

今回はアナゴも二セットの道具を用意した。詳細は以下。

★小突き仕掛け

ロッド:浦安吉野屋オリジナルアナゴ竿
リール:アルファス 103L
道糸:SMOOTH江戸前 1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:点滅式赤色LEDライト
オモリ:釣り鐘型オモリ25号
針:自作のビーズ付き 針11号 ハリス5号4cm および 7cm(一つのオモリから二本のハリスを出して使用)

★置き竿仕掛け

ロッド:ダイワ精工 HS早船Vアナゴ120
リール:エンブレムX2500C
道糸:PE1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:点滅式緑色LEDライト
オモリ:片天内蔵のアナゴ用小突きオモリ25号
針その1:Marufuji 江戸前アナゴ仕掛け限定品 手づくり別誂船頭仕立 針11号 ハリス6号
針その2:自作のビーズ付き仕掛け 針11号 ハリス5号4cm

準備しているうちに20分程でアナゴポイントに到着。18時前のまだ薄明るい時間帯に釣り開始だ。

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アナゴタイム開始にはまだ少し明るすぎるか

今回小突きの方のタックルにはもちろん当日購入した吉野屋オリジナルアナゴ竿を用いたのだが、さっそくここでも穂先の柔軟さが本領発揮。

しばらく小突いていたところ、小突き中の食い上げるようなモゾモゾアタリで一尾目をゲットした。穂先が柔らかいため魚が違和感無く半自動的に掛かってきてくれた印象だ。

ちなみにすっかり辺りが暗くなった頃のヒットだったのだが、同じ頃に同行の先輩も一尾ゲット。

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アナゴはタオルでつかんで針を外すとよい

アナゴ釣りでは基本的に暗くなってからが勝負。どっぷりと日が暮れたらもう一度気を引き締めてアタリに集中したい。

とにかくこれで二人ともアブレは脱出し、ひと安心となった。

◆アタリがない?

ただ残念ながらその後パタリとアタリが消えてしまう。

アナゴ釣りはとにかく小突いて誘い続けることが大事。というわけで誘って誘って誘い続けたのだが全くもってアタリ無し…。

途中、投げておいた置き竿の方で一尾釣るがせっかく誘っているのに小突きの方には全く魚の気配がない。

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何とか掛けるが・・・全体的に本当にアタリが少なかった

他のお客さんを見てもこの日は渋かったようで、たまにポツポツのペースでしかあげていなかった。

19:30頃、船長さんお手製のウドンを食べ気持ちを入れ替え頑張るが、こうもアタリがないとだんだんやる気も萎え気味に。

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いつ食べてもうまい!なぜこんなにうまいのか・・・

そしていよいよ終了時刻も迫ったところで終了間際、最後の一投と決めた投げ仕掛けをサビいてくると途中でズズズッ…!と重くなる。結局これが締めの一本となり計三本で納竿になった。

もしかするとこの日はチョイ投げでサビいてくる釣法が良かったのかもしれない。
吉野屋オリジナルアナゴ竿はその長さを活かしてチョイ投げ釣法に使のにも良さそうに感じた。今後は使い込んで完璧にこの竿を扱えるようになりたいところだ。

この日のアナゴの釣果は、十数人程乗った船中でトータル17本。やはりだいぶ渋い状況だったようだ。

今期はアナゴでいまだ良い日並みにあたっていない。
しかしながら、どんな状況でもある程度コンスタントに魚を掛けれるのが名人。名人の腕前になれるのはいつの日になることやら。

◆豪華絢爛な食卓

アナゴは結局三本で終わってしまったが、最終的な釣果はまとめると以下のようになった。

シロギス:30尾
アナゴ:3本
カレイ:2枚
イシモチ:1尾

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小さいクーラーだが、底まで魚がびっしり!

今回キスは塩焼き、天ぷら、昆布締めそして一夜干しに、アナゴは天ぷらに、カレイは煮付けに、イシモチは刺身と塩焼きでいただいたのだがどれも絶品!

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シロギスの塩焼き

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シロギスの昆布締め

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シロギスの一夜干し

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シロギスとアナゴの天ぷら

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カレイの煮付け

釣って楽しく帰ってきてからは食べておいしい。
これだから沖釣りはやめられないのだ。

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2009年5月 8日 (金)

絶対オススメ!東京湾『シロギス・アナゴのリレー船』

東京湾では夜アナゴ開幕と同時に『シロギス・アナゴのリレー船』が始まる。この乗り合い船、沖釣り入門者に絶対的にオススメだ。

ではそもそも『リレー』船とは何なのか?また、いったい何がそんなにオススメなのか?
今日は東京湾の『シロギス・アナゴのリレー船』とその魅力を紹介したい。

◆シロギス・アナゴのリレー船とは?

シロギス・アナゴのリレー船とは、一度の出船でシロギスとアナゴの二種目をリレーして狙う船のこと。昼間にシロギスをまず釣って、そのまま港に戻らず夜は続けてアナゴを狙うのだ。

この乗合船は多くの船宿で4月の終わり頃に始まり、梅雨明け前に終了する。まさに季節限定のお楽しみだ。

では、オススメポイントを順に説明していきたい。

◆オススメ1:昼出船でゆっくりのんびり

通常、『釣り』というと朝が早いもの。

もちろん船釣りでもそれは例外ではなく、多くの釣り物でたいてい朝4時〜7時の出船なんてことが多い。

このブログを見ていただいている皆さんも経験があるかもしれないが、釣り未経験者を誘うとまずネックになるのがこの朝の早さだ。
誘ってはみたものの、「早〜い。眠〜い。無理〜」なんて言われてしまったことがある方も多いのでは無かろうか。

また、電車釣行派(私もそうなのだが)の釣り人であれば、始発まで待っていたのでは出船に間に合うように港に到着できないなんてこともあるだろう。

だが、東京湾のシロギス・アナゴのリレー船ならそんな心配無し。たいていの船宿で昼頃(12時〜13時)出船なので早朝に頑張って起きる必要がないのだ。
これならば釣行前日にしこたま飲んで朝早く起きれない!なんていう飲んべえでも大丈夫。

のんびりゆっくり。初心者を誘うのにも躊躇しなくてよい船釣りがリレー船だ。

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五月晴れの気持ちの良い日差しの中、お昼に出船。これでビールでもあった日には・・・

◆オススメ2:揺れが少なく船酔いも安心

リレー船が狙う釣り場は東京湾の中でも比較的奥にあたる場所。いわゆる湾奥と言われる所だ。

もともと波の影響を受けにくい東京湾だが、湾奥ではさらに波が小さく、船の揺れは少なくなる

これならば船酔いが心配な初心者でも安心して沖釣りにトライできる。まさにこれから沖釣りを始めたい方への入門にぴったりなのだ。

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穏やかな波間。遠くを飛ぶ鳥はどこへゆくのやら

◆オススメ3:まずは『シロギス』釣り。誰でも簡単に挑戦可能でお土産もバッチリ確保!

さて。昼頃出船し、まず夕方まで狙うのはシロギス。

実はシロギス釣りは誰でも比較的簡単に数を釣ることができる釣り。
そんなわけで中には、『シロギスって初心者の釣り物でしょう?』などという方もいるだろうが、シロギス釣りをあなどるなかれ。こだわると奥が深く、どこまでも深く掘り下げていけるのがこの釣りの特徴でもあるのだ。
事実、その釣趣の深さに魅了され、シロギス釣りに通いつめるベテランも多い。

数にこだわるも良し、型にこだわるも良し、楽しみ方は人それぞれで、そのこだわりに付随して様々なテクニックが存在するという、ハマるのにはうってつけの釣り物でもあるのがシロギス釣りなのだ。

もちろんシロギスは食味も最高。スーパーで売られているパック詰めされたものとは一味も二味も違う本物のシロギスを味わえるのは、釣り人のみに与えられた特権だろう。

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驚く程魚臭さが無いシロギスはスーパーでは手に入りません

◆オススメ4:おいしいお土産『アナゴ』もダブルゲット!

シロギスの次に続けて狙うのは、大人の夜のお楽しみ『アナゴ』。

夕方薄暗くなってくると若干ポイントを変えて船はアナゴスポットに移動。
色とりどりにライトアップされた美しい夜景の中で今度はアナゴを狙うのだが、このアナゴ釣りがまた面白い。

『小突き』と呼ばれる独特の誘いを駆使して狙うのが特徴で、素人とベテランで腕の差が大きく表れる、技巧派の釣り人を夢中にさせるターゲットなのだ。

とはいえ、基本を守れば初めてでも魚を手にできる。初挑戦であっても決して臆することはないので安心してほしい。

むろん、アナゴも食べておいしいことはいうまでもない。
江戸前のアナゴは高級食材であり、天ぷら、白焼き、煮アナゴ・・・と帰宅後の食の楽しみも兼ね備えているのである。

しかしながら、この釣れたアナゴ、果たして自分でさばけるかどうか心配になる方もいるのではなかろうか。
普通の魚でも丸のままさばく必要が少なくなった昨今であれば、ニョロニョロと長細いアナゴをさばくイメージは余計にわかないだろう。
そんな方でも心配は全く無用。釣れたアナゴは全て船上で船長さんがきれいにさばいて渡してくれるので、帰宅後はお好みに合わせて調理するだけなのである。

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アナゴを狙う船のライトと工場の明かりが幻想的な空間を作り出します

◆オススメ5:船上サービスのウドンが最高!

リレー船の魅力は実は釣りだけではない。
多くの船宿で、釣りの途中に船長手作りのウドン(宿によってはカップ麺)を出してくれるのだが、このウドンのうまいこと

たいてい夜も深まった頃に出てくるのだが、春先〜初夏のまだ肌寒い夜にすする温かい食事は体に染み渡ることこの上ない。言葉にならないおいしさなのだ。

船上で東京湾の夜景を見ながらウドンをすする。これだけとってもリレー船に乗って良かったと思う瞬間を味わうことができる。

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船長お手製のウドン。これがまたうまいんだ。浦安吉野屋さんのウドンはえび天入り

◆早い時期に行った方がお得?

実はこのリレー船、なるべくシーズン初期に行くのをオススメする。

なぜならアナゴはシーズン初期の方が釣れることが多いのと(おそらく連日釣り人に攻められることによってスレてくる&数が少なくなっていくのが原因)、梅雨入りしてしまうと一気に初心者には辛い季節になってしまうからだ。

この記事を作成している時点で、まだまだ梅雨入りまで一ヶ月はある。
釣り初心者の皆さんも、玄人の方も、今年は是非ともシロギス・アナゴのリレー船に乗ってみていただきたい。

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2009年5月 1日 (金)

浦安吉野屋さんから今シーズン二回目のアナゴ釣りに出船

◆日曜日出船のアナゴ船は狙い目?

アナゴ釣りの面白さを再認識して一週間後、前回のリベンジも兼ねて4月27日(日)に今季二回目のアナゴ船に浦安吉野屋さんから乗船。今回はアナゴ竿をちゃんと用意して望む。

16時半頃船宿に到着し、乗船券を受けとるとまだ4番目。右舷ミヨシに陣取る。

定刻の17時半になり最終的に5名で河岸払い。日曜日は空いており狙い目?

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ガラガラの船内

船はいつも通り木更津〜長浦沖を目指し、一時間強爆走。

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途中で見えた夕日が非常にきれいだった

最初のポイントは水深15m程。早速釣り開始となった。

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この日は風が強く、海は終始チャポチャポで釣り辛かった

今回は二本竿を出し、一本を置き竿で狙うことにする。使用したタックルは以下。

★小突き仕掛け

ロッド:ダイワ精工 HS早船Vアナゴ120
リール:エンブレムX2500C
道糸:PE1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:点滅式赤色LEDライト
オモリ:釣り鐘型オモリ20号
針:自作のビーズ付き 針11号 ハリス5号4cm

★置き竿仕掛け

ロッド:TICA WAVELET フグ 165
リール:アルファス 103L
道糸:SMOOTH江戸前 1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:点滅式緑色LEDライト
オモリ:釣り鐘型オモリ20号
針その1:Marufuji 江戸前アナゴ仕掛け限定品 手づくり別誂船頭仕立 針11号 ハリス6号
針その2:自作のビーズ付き仕掛け 針11号 ハリス5号4cm

置き竿の仕掛けはキス用天秤を使用して二本針にして作成。小突きの方はオーソドックスなアナゴ仕掛けを踏襲した。

◆二種類のエサを使い分けて狙う

船宿では餌として青イソメが支給されるが、今回サンマの切り身も持参した。強烈な匂いでより集魚力をアップする作戦だ。

なお、餌持ちをよくするため、切り身にはあらかじめ締め塩(ダイワ精工のアミノソルトを使用)をして持っていった。

リズミカルに小突くこと30分。小突くオモリを持ち上げた際にフッと軽くなるような食い上げアタリでレギュラーサイズの第一号をゲット。

アナゴ釣りは地合いを逃さないことが重要なので、直ぐさま餌付けしてヤナギの下のドジョウを狙ってみる。釣れているその一瞬がチャンスなのだ。

ここでふと置き竿の方に目をやると竿先が不自然な動き。小突きの竿を急いでほっぽり出し、大アワセをくれてやると、ずっしりとした重みが伝わる。一気に巻き上げると二本の針にダブルでヒット!

ちなみに二本針の片方に青イソメ、もう一方にはサンマの切り身を付けていたのだが、いっぺんに釣れると、結局どちらが良かったのやら…。

◆置き竿 or 小突き

その後も飽きない程度にアナゴは掛かるが、全て小突きの竿へのヒット。置き竿にはアタリがこなくなる。

おそらくこの日は誘いが有効だったのだろうから、置き竿の方も小突きに変えてやれば良かったのだろうが、あいにく私は両手での小突きがあまり得意ではない。

結局、残り時間も少なかったことから、そのまま片方の竿は置き竿として攻めることに。

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少しずつバケツにたまっていくアナゴ

◆速潮対策

置き竿にヒットしなかったもう一つの理由はおそらく潮が速すぎて仕掛けが常に流され続けてしまっていたため。

当日はオモリ20号を使用していたのだが、どうやらこれでは軽すぎた。速い潮で流される餌に魚が追従できていなかった印象だ。

そのことに気付き、途中からオモリを25号に変えてやったのだが、それでもまだ流されてしまうほど潮が速かった。

こんな時の対策としてはミチイトを細くしてやりPEの0.8号もしく0.6号なんかを使ってやると良いらしい。

しかし残念ながらそこまで細いラインは今回持ち合わせていなかった。次回は用意していき、細いラインの効果を是非とも試してみたいところだ。

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移動を繰り返すうちの一つが潮の速いポイントだったってこと、結構無いですか?

◆二本の竿を小突けたら…

結局その後も小突く仕掛けにのみ魚は掛かり、最終的な釣果は6本で納竿となった。

二本の竿をうまくさばき、両手で小突きをこなせたなら、きっともっと釣果は伸ばせたはず。

今季はアナゴ船に通い、必ずや両手小突きを習得したい。

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2009年4月26日 (日)

浦安吉野屋さんで今シーズン初のアナゴ船に乗船

◆2009年アナゴ釣り解禁!

撃沈のフグ釣りから帰港して一時間後、今日(4月18日)が解禁日というアナゴ船にハシゴして乗ることに。
この時は解禁日だから釣れるだろうと期待して乗ったのだが…。

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解禁日とあり、まだまだお客さんは少なめ

◆船長直伝アナゴ釣りの基本

当日はもともとアナゴ船に乗る予定はなかったため、専用の道具の持ち合わせがない。
貸し竿一本+フグタックルの流用でまかなうことにした。

タックルは以下。

★マイタックル(フグタックル)

ロッド:TICA WAVELET フグ 165
リール:アルファス 103L
道糸:SMOOTH江戸前 1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:ケミホタル37 赤色
オモリ:釣り鐘型オモリ20号
針:YAMARIA 江戸前「船アナゴ」 針11号 ハリス4号4cm

★レンタルタックル

ロッド:吉野屋さんの貸し竿(シロギス竿)
リール:エンブレムX2500C
道糸:PE1号
先糸:フロロカーボン3.5号 1.5m
集魚ライト:ケミホタル37 赤色
オモリ:釣り鐘型オモリ20号
針:YAMARIA 江戸前「船アナゴ」 針11号 ハリス4号4cm

出船時間は17時半。出発を待つ間に船長さんがアナゴの釣り方をレクチャーしてくださった。

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みんなで真剣に聞き入る

要点を整理してみたい。

1. ケミホタルの位置に注意

仕掛けをセットする際、ケミホタルはあまりオモリに近付けすぎないことが必要。

近いと頻繁にケミホタルにハリスが絡まり、手前マツリが発生するためだ。

目安となる位置は折り返した針がケミホタルに掛からない場所

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折り返した際にケミホタルに針先が触れない位置にセット(上の写真を参照)

2. エサはボリュームが出るようにつける

エサ付けは全体的に見てボリューム感が出るように行う。エサに針を刺しては抜き、刺しては抜きをして団子状になるようにつけてやる。

3. 小突きの動作は大きすぎないように

アナゴ釣りではオモリを一定のリズムで上下させる「小突き」と呼ばれる誘いを行う。

この「小突き」だが、『オモリが寝たり起きたり』するようなイメージで動かすことが大切。

『オモリが完全に持ち上がって底を離れる→落ちる』ような動かし方をしていると釣れない。

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寝たり、

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起きたり、のイメージで

4. 小突いた後は待ちの間を作る

小突いた後は魚に食わせる間を与えてやることが必要。10~15回くらい小突いた後、ピタッと止めて30秒くらい待つ感じだ。

待つ際には、ナイロンラインを使っている場合は張って待ち、PEの場合若干吹かせて待ってやる。

5. アワセが重要

ナイロンラインを使っている場合は伸びがあるため張った状態で待ち、アタリがあったら1、2の3!で大きなアワセ。

PEラインの場合若干吹かせて待ち、あたったら少し送り込んでからアワセてやる。

こんな所だった。

船長さんは釣り方を訪ねると親切に教えてくださる。分からないことがあったら是非とも聞いてみるといいだろう。

◆いよいよ釣り開始!

船は航程一時間程でポイントに到着。最初のポイントは木更津沖の水深15m程。

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薄明るい内にポイントに到着。夜アナゴ船のライトが東京湾に映える

開始と同時に勢いよく仕掛けを下ろすとすぐにアタリ!

アナゴ釣りではポイント到着後の一投目であたることが結構多いので終始気が抜けない。もちろん分かってはいたのだが油断しており思いっきりこのアタリには反応できず…。

まぁまた当たるだろうと楽観的に次を投入したのだが…、いくら誘っても次が無い。

隣を釣る先輩は何とか一尾をゲットしてはいるが、こちらも同じく渋い様相だ。

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先輩にヒット!うらやましい・・・

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(人の魚だが)一年ぶりにアナゴ君とご対面

19:30頃を過ぎ、すっかり辺りも暗くなると、船上サービスのウドンが振る舞われる。

ガガッとウドンをかき込み、お腹もいっぱいになると、朝からの疲れがドッと出てダルさは極限に。急に集中力が途絶え始める。

そしてアタリも全くでない・・・。

◆常連さんはやっぱり釣る

こんなに渋い状況下でもやはり釣る人は釣るものだ。大ドモに入った名人風の方はポツポツとながらコンスタントに数を伸ばしている。

見ると三本の竿を出し、両手で小突き、一本を置き竿にして狙っていたが、三本それぞれに赤、青、緑の集魚ライトを付け分けて状況を探っていたが、一番あたっていたのは点滅式の赤いライトのように見えた。

◆そして結果は…

結局、その後も渋い状況は変わることなく、最終的な釣果は先輩1本、私0。

私にとって2009年初のアブレを記録する釣りとなってしまった…。

悔しさを胸に、近日中のアナゴリベンジを誓って納竿とした。

しかしながらアナゴ釣りは奥が深い。アタリの出し方やアナゴ自体の餌取りの上手さなど、カワハギ釣りに共通することが多々あるように感じる。

今シーズンはアナゴにはまりそうだ。

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2009年4月25日 (土)

浦安吉野屋さんから春の湾フグに出船

◆吉野屋オリジナル河豚竿を買いに行ったのだが…

以前から欲しかった吉野屋オリジナル河豚竿を買いに、4月18日土曜日、浦安吉野屋さんに湾フグに釣行。

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浦安吉野屋さん

いつもより少し早めの早朝5時半頃に宿に到着し、勢い勇んで早速河豚竿を購入しようとすると、なんと欠品中…(その理由は別記事参照)。残念。竿は次回にお預けとなってしまった。

◆いつもと違う雰囲気の河豚船

竿を諦め船に乗り込むと、何だかいつもと様子が違う。フグ船の吉野公大船長がいないのだ。

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吉野船長がいない河豚船は何となく寂しい雰囲気

どうやら公大船長はこの釣行日のつい1週間くらい前に結婚されたようで、現在新婚旅行中らしい。これはおめでたい。

そんなわけでいつもと違う船長さんの操船で定刻通りに河岸払い。

一時間強で大貫沖に到着し、早速釣り開始となった。

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富津を過ぎるとそろそろ大貫沖の河豚ポイントだ

NEWロッドが買えなかったので、今回もいつも通り以下のタックルを使用。

ロッド:TICA WAVELET フグ 165
リール:アルファス 103L
道糸:SMOOTH江戸前 1号
先糸:フロロカーボン3.5号
カットウ:吉野屋オリジナルカットウ10号、野毛屋カットウ10号各色

◆開始早々ヒット?!だけど…

開始30分ほどたった頃、オモリ着底時に竿先をピンッと弾くアタリで一尾目ゲット。

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ショウサイフグの模様はきれい

幸先良いかと思いきや、この後ひたすら後が続かない。

オモリのカラー、シャクリのタイミングや強さ、誘いの速度など手を変え品を変え頑張るが全く当たらず…。カスリともしないのだ。

2パック買ったエサも全く減らず、そもそもフグがいない感触。

減るのは同行した先輩のお腹だけで、こっちの方は瞬く間に朝袋一杯に買い込んだ昼飯がなくなる勢い…。

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 釣れないと食べちゃいますよね・・・(^-^;

船長も何とか釣らせようと北へ南へ移動を繰り返してくれるがどこもダメ。

◆大移動してやってきたのは…

最後は大移動してひたすら南下。東京湾観音の前まで移動。湾フグでここまで南下したのは初めてだ。

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もはや観音様頼み

底ダチは13m。

残り時間は一時間。ここにラストの望みをかける。

するとボチボチエサ取りがあり、そう思った矢先に竿先がガクガク!

すかさずアワセをくれて、27センチ程の丸々した食べ頃サイズのフグ様ゲット!エサの掛け針にダイレクトにヒットしてきた。

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お腹がパンパン

この場所のフグは活性が高いのかと思いきやどうやらそうでもなかったようで、残念ながら後が続かない。

◆先輩にヒットしたうれしい外道

ここでふと先輩を見ると、フグではない何かがヒットした模様。どうもひたすらに重いだけらしい。

慎重にあげてくると・・・

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慎重に巻いてタモ入れ!軍配上がったり

正体はマダコ!これはうれしい外道だ。

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掛け針にヒット C:。ミ

結局この後もフグは釣れず、15時に沖上がり。

最終的な釣果は私2尾、先輩1尾(とマダコ1杯)という結果だった。

宿に戻りフグをさばいてもらうと、お腹がパンパンだった一尾は白子持ち。

これから梅雨にかけて白子を持ったフグが増えていく。身に、白子に、と二度おいしい季節の到来だ。

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ショウサイフグの白子は食用可

◆アナゴをハシゴ?

さて。

2尾という釣果に何とも言えない物足りなさを感じつつ宿でお茶をいただいていると、何だか船宿がせわしない。

どうやらちょうどこの日はアナゴの解禁日だったようで、宿が乗船者を募っている模様。

前日睡眠1時間で体は疲れているのだが、そこは釣りバカ。解禁日なら釣れるだろうと完全に勢いで乗船決定!

果たしてアナゴは釣れたのか?それは次の記事で!

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